糖質制限ダイエットは効果的な方法か【後編】

時間に追われる毎日の社会人の皆さん。
今日もお仕事、お疲れ様でした。

前回は、『糖質制限ダイエット』の由来から、ダイエットの内容までをご説明しました。
今回は、その続編です。

誰にでも簡単に始めることができ、また効果もすぐに現れやすいとされ、大ブームになった

『糖質制限ダイエット』

テレビでも、

  • お弁当の白米をブロッコリーに
  • ハンバーガーのバンズをレタスに
  • ラーメンの麺を一切なくす

というケースが紹介されていました。
私が驚かされたのは、納得した消費者がそれを積極的に受け入れ、お店の売上も上がっているという現状です。

白米もハンバーガーのバンズも、そのメニューの中では主要な部分を構成する食材です。
それを消費者が違和感なくチャレンジし、受け入れている姿勢にはただ驚くしかありません。

ちなみに某回転寿司チェーンに至っては、にぎり寿司のシャリ(白米)を、別なものに替えた商品まで発表しています。

もはや、これはお寿司とは呼べないのではないか、と思いましたが…。

世間もこの糖質制限を歓迎する雰囲気になり、ダイエットを始めようとしている方にとっては、環境は整ってきた感じがします。

反面、書店の店頭には、この糖質制限ダイエットの危険性を指摘する本も並んでいます。

いつになってもダイエットには、正解というものはありません。その方法が自身にピッタリと当てはまる方もいれば、全く効果がなく体調を崩してしまう方もいます。

ここでは、糖質制限という方法の問題点をあえて取り上げ、ダイエットという観点からのオススメ度合いを述べてみたいと思います。

糖質制限ダイエットは効果的なのか?

糖質制限ダイエットの問題点

 

この糖質制限ダイエットについては、知識不足や理解不足の状態であっても、とりあえず自己流で始めることができるため、実はこれまでいろいろな問題が発生しています。

①栄養不足の状態に気がつかない

知識不足が原因で、明らかな栄養不足の状況下でも、それに気がつかない方が多いという問題があります。

糖質を抑えることばかりに集中すると、タンパク質がしっかりと摂取できていないことに頭が回らず、栄養不足が進行してしまうというものです。

自分では『糖質制限をしているので、いたって健康な体である』と過信して、栄養不足に気がつかないケースが多くなります。

栄養不足が進むと、体を維持・安定させている多くの器官の機能が著しく低下し、血管や臓器が弱くなってしまいます。

これが最近話題になってきた『新型栄養失調』と呼ばれる現象です。
ダイエットをしたら、いつのまにか栄養失調になっていたら、シャレにもなりませんね。

②ダイエットをやりすぎ・頑張りすぎてしまう

『糖質制限ダイエット』は、いきなり主食を省くようなところから始めてしまっても、すぐに数キロも減り、短期間で成果が出る方法です。

改めて気をつけなければいけないのは、この
『すぐに成果が出るという特徴』です。

最初は、多少まちがった方法をしたとしても、やればやるほど減量できるため、どうしても、一気にやろうとしてしまいます。

  • 段階を踏まないで、短期間で行う
  • 1日の3食全てで、糖質摂取をゼロにする

など、あまりに急ぎ過ぎと分かるような行動を取る方が後を絶ちません。

しかし、よく考えてみてください。
今まで、まともにダイエットなどしたことのないような方が、いきなりトップスピードで減量をしたら…。
どうなるかは、皆さんの想像通りです。
そうです、体に無理な負担がかかるため、次のような異変が起こるのです。

  • めまいがする
  • 吐き気をもよおす
  • 体調不全がおこる

私が思うのは、やはり全ての原因は、この
『糖質制限という方法が、簡単に始めることができてしまうから』
だと思います。

典型的な『食事制限』の形ですが、例えば家庭においても、自分だけがダイエット用の別メニューを用意してもらう必要がないわけです。

ある食材だけを抜けばいいわけですから、誰の手を借りる必要もなく、自分だけで出来るのです。家族にとっても、対象者が勝手にやるだけなので、何ら迷惑な話にもならないでしょう。

そんなところが、このような急激なペースを助長してしまうのかもしれません。

急激な糖質制限ダイエットをする前にやるべきこととは?

頑張り過ぎてしまう方が続出してしまう、糖質制限ダイエット。
ではダイエット本来の狙いからすると、どう取り組んでいけば良いのでしょうか?

①糖質制限を3食全てでやる必要はない

今までの失敗例から言えることは、
『何が何でも全ての糖質をカットするという、考え方はしないこと』
です。
そんなに肩に力を入れて取り組む必要など、全くないのです。

大切なのは、『量ではなく質』なのです。
つまり、
『糖質をどうしても多く摂りたい時は、高タンパクで脂質の少ない物と組み合わせれば良い』
だけのことなのです。

1日の全体の中で、糖質を抑える時をメリハリをつけていけば良いのです。
何事もバランスが大事なのです。

②糖質をタンパク質に変える試みが大切

食生活を改善する糖質制限では、あくまで糖質中心の食事から、お米を減らしておかずを増やしたり、肉を主に食べてサイドメニューで糖質を摂るような習慣づけが基本となります。

最初から食べる量を減らすことから考えるのではなく、糖質をタンパク質に替えていくことから始めていく方が、ストレスなくスンナリと馴染んでいけるのではないかと考えます。

 

ポイント
糖質制限ダイエットは頑張り過ぎないこと

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