社会人はトクホ食品を使うとダイエットに効果的か?

最近では、ドラッグストアやスーパーの店頭で『トクホ』の表示がされた食品をよく見かけるようになりました。

  • 『〜の吸収を抑える効果あり』
  • 『〜の方に役立ちます』
  • 『〜がちな方に適しています』

など、ダイエットをしようとする皆さんには魅力的なキャッチコピーが並んでいます。
皆さんに限らず、誰でも医薬品と同じような効果を期待してしまいますよね。

しかし、私はある日、スーパーでふと立ち止まってしまったのです。
肉売り場を見ていた時です。そこには、トクホの表示がされたソーセージがありました。

ソーセージといえば、加工食品の代表的なもので、食品添加物が混じっていると説明した、避けるべき食材ではありませんか。

このソーセージは食べるべきなのか?

単純に、そんな疑問が湧いてきます。
ふと周りを見渡したところ、まだありました。
トクホの表示のある某有名炭酸飲料です。
炭酸飲料は飲んでいいのか?
更に疑問が膨らみます。

こんな素朴な疑問に答える意味で、これから、ダイエットにおいて、トクホとはどう付き合っていけば良いか、見て行きたいと思います。

トクホ食品はダイエットに効果があるのか?

 

トクホの内容と効果

そもそも、トクホとはどんなものを指すのか、定義をはっきりさせておきましょう。

①トクホとは?

トクホとは、以下のことを指します。

からだの生理学的機能などに影響を与える保健機能成分を含む食品で、血圧、血中 のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えたりするのに役立つ、などの特定の保健の用途に資する旨を表示するものをいいます。
正式名は、
特定保健用食品(条件付き特定保健用食品を含む)

(消費者庁HPより)

わかりやすく言えば、

『トクホとは、消費者庁が科学的根拠に基づき
有効性を認めた食品』

ということです。

では、次に実際の効果について見ていきたいと思います。

②トクホの具体的な効果

では、具体的にどのような効果があるのでしょうか?
それぞれの表示方法から、分類してみます。

❶コレステロールが高めの方に適する
(油、マーガリン、クッキー等)
❷血圧が高めの方に適する
(しょう油、野菜ジュース、清涼飲料水等)
❸食後の血糖値の上昇を緩やかにする
(食パン、パック米飯、清涼飲料水等)
❹骨の健康維持に役立つ
(ソーセージ、豆乳、納豆、清涼飲料水等)
❺歯の健康維持に役立つ
(ガム等)
❻お腹の調子を整える
(ヨーグルト、豆腐、ゼリー、清涼飲料水等)

およそ代表的な効果を列挙してみました。

こうして見てみると、どの項目にも清涼飲料水が登場しているのがわかります。
たしかに、スーパーなどの棚に並ぶペットボトル飲料にも、トクホのロゴマークがよくついていますね。

トクホの効果はどこまで本当か?

トクホの効果を具体的に見てきたわけですが、では単純に

  • このトクホ食品を食べたり飲んだりすれば、健康な身体が手に入るのでしょうか?
  • また、トクホ食品はダイエットにも効果があるということでしょうか?

ここで思い出していただきたいのが、

『トクホは医薬品ではない』

という点です。
つまり、

『同じトクホ食品を食べ続けても、特定の病気や症状が治るわけではない』

というのが、事実なのです。
つい、国が認めたということばかりが一人歩きして、絶大な効果があるように勘違いしてしまいます。

トクホの効果を期待し過ぎるのは良くない

ということです。

トクホとどう向き合うべきか

結局のところ、皆さんはトクホをどのように取り扱うべきなのでしょうか?

①トクホの真の実力を理解する

画期的な効果が出るわけではない

再度言いますと、
『トクホは医薬品ではなく、あくまで食品である』
ということです。
今までとは明らかに異なる、素晴らしい現象がトクホによって起こることはありません。

商品の値段は割高である

トクホ食品は、通常の食品より1.5〜2倍程度の価格になるのが普通です。
トクホの認定を得るための長年の研究開発費、それを販売する広告宣伝費がかかっているからです。

以上の2点を合わせると、残念ながら

『トクホは値段が高い割に、それに見合うほど
の効果は期待できない』

ということになります。
この事実をしっかりと理解した上で、トクホ食品を利用するか、考えるべきなのです。

②トクホを使う前に、まずは食生活の改善を

どれだけ毎日、何種類ものトクホ食品を飲食しても、日々の食生活が油や糖質まみれのままであれば、トクホの効果など全く実感することはできないでしょう。

『トクホを飲食する前に、もしくは同時に、現
在の乱れた食生活を、まずは見直すこと』

が大切だと思います。

③トクホをきっかけに食品の成分・中身を確認する習慣付けを

トクホを飲食していれば安泰だというわけではなく、その食品がどんな成分によってトクホと認定されたかを、しっかり理解することが大切です。

更には、このトクホについて関心を持ったことにより、食生活において自分が口にする食べ物の中身を確認するという習慣を身につけることをしていくべきでしょう。

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