社会人はサプリを使えば、減量できるのか?

近年の健康ブームの流れで、日本国内のサプリメント市場は拡大し続けています。
しかし、その一方で、ダイエットサプリと呼ばれるものの中には、

『のむだけで痩せる効果あり』
『寝ている間にダイエットできる』

など、かなり効果を誇張しているようなキャッチコピーが氾濫しているのも事実です。

毎日が忙しく、時間がない社会人のあなたの、
早く結果を出したいから、とりあえずやってみようという気持ちは確かにわかります。
しかし、そんな派手なセールスレターに惑わされて、新製品に手を出そうとしていませんか?

ここでは、そのダイエットサプリについて、見ていくことにしましょう。

では、実際に市場に出回っているサプリには、どんなタイプの物があるのか、その目的別に見ていきましょう。

社会人のダイエットには、サプリが効果的か?

ダイエットサプリの目的別種類

⑴脂肪燃焼タイプ

ジョギング等の有酸素運動と一緒に摂ると、体内に蓄積された脂肪を燃焼する働きをサポートしてくれ、効果的なダイエットができると言われています。

【L-カルニチン】

動物の赤身の肉(特に羊肉・鹿肉等)に多く含まれている成分で、脂肪の燃焼に不可欠な物資です。また脂肪酸分解の促進作用もあります。

【コエンザイムQ10】

いわしやブロッコリー等に多く含まれている、コエンザイムQの中でもヒトに存在する型が『コエンザイムQ10』です。
摂取することで、体の脂肪が消費されやすくなり、また運動量の増加を助けて脂肪の燃焼を活発にします。他にも、アンチエイジング効果など、幅広い有用性があります。

【カフェイン】

体内の脂肪を燃焼させるには、脂肪を代謝しなければいけません。この脂肪を代謝するのが『リパーゼ』という酵素です。
カフェインはこのリパーゼを活性化させる働きがあるため、脂肪燃焼を促進します。

⑵代謝アップ・腸内環境改善タイプ

体の新陳代謝を盛んにするためには、老廃物を排出し、血行を良くする必要があります。そのために腸内環境を改善するサプリです。

【α-リポ酸】

エネルギーの産生に深く関わる補酵素で、生体機能に不可欠な成分です。体内でも合成できる強い抗酸化物質で、糖質の燃焼を促し、抗肥満作用があります。

【オルニチン】

シジミ貝などに多く含まれていることで有名な成分です。肝臓の代謝・解毒作用などをサポートする役割を果たし、疲労回復や筋力・体力維持にも効果があります。

⑶食欲抑制、糖質・脂質カットタイプ

このタイプのサプリは、食事の内容を変えることなく、食前に飲むと食欲を抑える効果があると言われています。糖質・脂質の吸収をゆっくりにするというものも、人気があります。

【ガルシニア】

インドやタイで、古くから香辛料・民間薬として使用されている『ガルシニア』の果実には、ヒドロキシクエン酸(HCA)という成分が含まれており、食欲抑制作用・脂質代謝促進作用があります。

【ギムネマ】

インド伝統医療において、血糖値上昇抑制作用があるハーブとして利用されてきました。ギムネマ酸が、血中への糖の吸収を抑制します。

ここまで、いわゆる『ダイエットサプリ』と呼ばれるものに含まれる成分・効用について見てきました。

こうしてみると、ダイエットサプリは良いことばかりのように思えます。では、

そんなダイエットサプリには、問題点はないのでしょうか?

次は、ダイエットサプリの問題点と、サプリに対する私の考え、についてお伝えしたいと思います。

ダイエットサプリの問題点とは?

①報酬目的のサイトが多過ぎること

ネットなどには、ダイエット関連の記事が数限りなく存在しています。あなたも、なるほどと思いながら読み進むと、結局は高額なダイエットサプリやダイエット食品を買わせる画面に誘導された、という経験があろうかと思います。

これらのサイトは、あなたの体を心配している共感者のふりをした、『単なるセールス業者』に過ぎません。どの商品を見ても、長期間使い続けないと効果がない、と煽っていることに気がつくはずです。
最近では、個人がアフィリエイト報酬を目的として、この分野に参入してきています。
つまり、彼らはあなたの健康より、自分達の儲けだけを最優先に考えている人々なのです。

ダイエットの知識や時間がなく、何でもいいからすぐに始めたいと焦っているあなたは、まさに彼らのいいカモです。

ダイエット記事の途中で、頻繁にダイエットサプリやダイエット商品を紹介し、リンク張りした申込画面に誘うようなサイトには、十分注意してください。

『ダイエット関連のサイトには、報酬目的とい
う意図が隠されている』

と認識すべきでしょう。

②効果への過大な期待と高額な費用

皆さんに改めてお伝えしたいことがあります。それは、

『サプリメントは、あくまで栄養補助食品であ
り、決して薬、つまり医薬品ではない』

という点です。

つまり、ダイエットサプリを飲みさえすれば、今までの乱れた食生活はそのままで、簡単に健康になることができるという、甘い期待を持つべきではないのです。
自分では何も考えたりすることをせず、サプリに頼りさえすれば、ダイエットで成功できるという感覚は、無くすべきです。

また、ダイエットサプリによる効果があったとしても、実際には微々たるものなのです。
更には、ダイエットサプリを摂り続けないと効果がないとなると、その費用対効果(コスパ)はかなり悪いと言えます。

僅かな効果しか期待できないダイエットサプリに、あなたは今後ずっと大金を投じる覚悟がありますか?

『ダイエットの効果だけで考えた場合、ダイエ
ットサプリはおススメしません』

これが、私のダイエットサプリに対する結論です。

あとがき

以前から、アメリカの街中では、幾つものサプリ専門店が軒を並べていた記憶があります。
私はこのようなお店は、日本国内ですぐには流行らないだろうと常々考えていました。

それは、色とりどりの錠剤を並べては、
『サプリこそが、食事の栄養の偏りを補う』
と大々的に宣伝する姿勢に、正直疑問を感じたからです。

しかし、私の予想を遥かに上回るスピードで、日本国内でもサプリメントは普及しました。
まさに、健康に対する意識が高まっていく流れを実感したものです。

毎日、どんなに健全な食生活を送っていても、食物からだけではどうしても不足しがちな栄養成分は出てくるものです。

ですから、各サプリメントについて、必要とする効果を絞り、中身をよく吟味し試すことは良いことだと思います。

しかし、

本来、サプリとは、より健康になりたい、という目的で使うべきものです。決して、ダイエット用として使用するものではないと考えます。

この考えは、ずっと変わりません。

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