ダイエットには、体重管理・カロリー計算は毎日必要なのか?

社会人の皆さんは、
ダイエットを始めると決めたら、まず何をしますか?
だいたいの人は、

『体重計を用意しなくては』

と考えるようです。そして、その日から毎日、体重を測ろうと決意するのでしょう。
1日に1回、もしくは朝晩の2回ほど、体重計にのってみる。その度に、
『昨日より痩せた』
『太ってしまった』
と一喜一憂するはずです。

ダイエットをするにあたって、体重を毎日測るべきか否かという議論は以前からあります。
そして、メリットとデメリットを主張し合っています。

【やるべき派の言うメリット】

結果が時系列で把握できる
やっている実感を得やすい

【必要ない派の言うデメリット】

計測値の記録・登録が面倒である
成果があがらないと落ち込んでしまう

どちらの考えにも一理ある印象を受けます。
またダイエット関連では、計測すべき数値は体重だけではなく、体脂肪率や食事のカロリーにまで広がりをみせています。

ダイエットの始めから、こんな事で悩んでいても、それこそ時間がもったいないというもの。

ここでは、体重などダイエット関連の記録の必要性について、見ていきたいと思います。

ダイエットでは体重、体脂肪の記録は必要なのか?

ダイエットで数字だけを気にする怖さ

ダイエットというと、誰もが

『体重が何キロ減った』
『ウエストが何センチ細くなった』

と数字上の結果ばかりを追いかけてしまう傾向があります。
減量を目的としてダイエットを始めた気持ちの強い人ほど、その傾向があるようです。
確かに、

『何カ月以内に、何キロ減量しよう』
『最終的に何キロになりたい』

と具体的な数字目標を掲げる方が、漠然とした中で始めるよりも頑張れるとは思います。
しかし、数字目標に縛られて、
『まずは摂取カロリー数を減らせば良い』
などと、とても短絡的な考え方になる恐れがあるのです。

私の考える『食生活全体からの改善』という、ダイエット本来の目的をないがしろにしてほしくはありません。
ダイエットが終わった後の、理想的な食生活を実現するためには、もっと大局的に物事をみる必要性があると思います。

つまり、ダイエットを数値目標だけとして捉えてしまうと、成功しても成果は一時的なものとなってしまい、結局はリバウンドしてしまうことになるのです。

ダイエット支援の便利アイテムは増加中

最近はダイエット業界においても、便利なアイテムが次々と開発されていますが、こうした便利さが、ダイエットをする人に数字を意識させ過ぎているとも言えるかもしれません。

体重ではなく、食事のカロリー計算の話ですが
昨年5月29日の朝日新聞朝刊に、興味深い記事が掲載されました。

食事の写真「LINE」で送る→AIが栄養分析

ネスレ日本は28日、スマホで食事の写真を撮って通信アプリ「LINE」で送ると、人工知能(AI)がカロリーや栄養の摂取量を分析してくれる無料サービスを始めた。
例えば、朝食の写真をネスレのアカウントに送ると、トーストやヨーグルトなどのメニューがあることをその色や形状などから判断し、標準的なカロリーの摂取量を教えてくれる。年齢などに応じ、たんぱく質や脂質などの栄養素の過不足も分析してくれる。
ネスレ日本は個人の状態に合わせた栄養素入りカプセルの本格的な販売を昨年10月に始めており、その利用者を栄養分析で増やす狙いがある。高岡浩三社長は「一人ひとりに合った栄養を提案するサービスは珍しい。LINEを入り口に認知を広めたい」と話す。

これは、今までダイエットの中で最も面倒な計算と言われてきたカロリー計算を、スマホで簡単にできてしまうというサービスの話題です。

カロリー計算だけでなく、体脂肪計も世の中では普及してきました。また、日々の体重をスマホのアプリで管理するサービスも既に複数誕生しています。

私が改めて言いたいのは、ダイエットのためだけの記録・管理に手間や時間を掛ける必要などないということです。

人それぞれの性格というものもあります。
毎日、数字でキチンと管理するのが合っている人は記録をつけて励みになれば良いでしょう。
反対にずぼらな性格で、こんな数値の管理などしたら、それ自体がストレスになる人は、最初からやろうとすら思わないはずです。

皆さんは社会人ですから経験があろうかと思いますが、勤務先などで会議の資料作りに時間を取られることがあると思います。
そこに本来、労力を費やすことほどムダなことはありません。
それを置き換えて考えると、ダイエットの記録をするために体重計に乗るのではない、ということです。

面倒な作業が時短になるアイテムは便利ですが、それが目的ではないことだけ、気をつけましょう。

もう一度、ダイエットの本質に立ち返る

 

結論として、体重の増減で毎日、一喜一憂するという行為自体、私は必要ないと考えます。

健康を維持するために痩せようとすることは、単純に減量するだけではないのです。

筋肉を維持、または増強しながら体脂肪を落としていくことが大切なのです。

ダイエットでは、短期間で結果を求めてはいけません。食生活の全体を改善することが、最終的な目標なのです。

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