社会人のダイエットで効果的な水分の摂り方とは?

ダイエットにおける水分摂取の話を始める前に、少しだけ、以前の話をしたいと思います。

日本国内では、20〜30年前まで、運動中は水分を摂るべきではない、という指導が行われてきました。いわゆる、『昭和時代ど根性練習』が全盛の頃のことです。

当時は、体を動かしている最中に水を飲むと、身体がバテてしまう、と言われていたのです。

その頃の私が部活動中に飲むことが許されたのは、輸入品の某スポーツドリンクだけでした。
国内メーカーでは、O社が粉末状のアルカリイオン飲料を開発。しかし、試供品サンプルを口にした私達が、その機械油のような味に卒倒する程、とても飲むことができるような飲み物ではありませんでした。

まだ、健康志向の認識は乏しく、一般の人々がお金を出して水やお茶を買うという習慣は、なかったようです。

健康に気を配る層も、水道の蛇口に簡易浄水器を取り付け、水道水をろ過して飲むのが、せいぜい行うレベルでした。

それが現在では、自宅にウォーターサーバーを備え付けたり、海外の軟水・硬水をミネラル成分まで吟味して購入する消費者が出ている程、水に対する意識が高まってきました。

そんな背景の中、ダイエット界でもいつしか、

『ダイエットには水分を多く摂るべきだ』
『1人、1日あたり2ℓの水分を飲みといい』

と言われてきました。

ただ、私はこの考えに賛同はできません。

その理由を含め、これから、ダイエットと水分の摂取のあり方について、みていきましょう。

ダイエットでは、どのように水分摂取をするのが良いか?

正しい水分摂取の方法を理解する

現代の健康志向の高まりと共に、水に対する意識も強くなってきていることは、先程ご説明したところです。

そんな中、いろいろな水に関わる記事・意見が世の中に出回っています。
ただ、中には首を傾げたくなるような諸説が信じられているように思います。

『水分はたくさん摂る程、代謝は上がる』
『1日あたり、2ℓの水を飲むべきだ』

これらの意見は、ダイエット界に限らず、一般的な健康情報として、世間に広まっているように感じます。

しかし、驚くことに、その裏付けとなる科学的根拠は全くないのです。

こんな諸説が広まってしまうのは、やはり健康志向の高まりから、何かにすがりたいという焦りからなのでしょうか。

では、実際には、いつ、どのように行うのが、正しい水分摂取方法なのでしょうか。

①水分を摂るべきではない時とは?

ダイエットに関係なく、毎日の生活の中で水分は摂りたい時に摂って構わないものです。

ただし、注意していただきたい時があります。

水分を摂るべきではないのは、

  • 食事中
  • 寝る前

です。

まず、食事中に水を飲むと、

  • 早食いとなる
  • よく噛まなくなる
  • 胃液が薄まってしまう

ためです。

時間がない、忙しい社会人の皆さんは、どうしても水を飲みながら、流し込むように食事をする傾向があります。

この際、食事の最中は、水を遠ざけておくのが良いでしょう。

就寝前については、まず、話があります。

人は寝ている間に、コップ約2杯分の汗をかくといいますので、寝る前に水分を摂るのは正しいと思われるかもしれません。

しかし、その汗というのは、何時間も前に摂った水分から発生したものなのです。

つまり、寝る前に慌てて水を飲んでも、役には立たない、ということです。
就寝前でなく、もっと前に水分を摂っておけば良いでしょう。

また、寝る前に多く水を飲むと、体内で処理しきれなかった分が、翌朝、むくみとして出てきます。
そんな理由からも、就寝前の水分補給は避けるべきなのです。

ダイエットで水分補給に適した飲み物、避けるべきものは?

結論から言いますと、ダイエットという観点から、オススメする飲み物、避けたい飲み物は、次の通りです。

①ダイエットで飲むべきもの

  • お茶
  • コーヒー(ノンカフェインのもの)

②ダイエットで避けたい飲み物

  • 清涼飲料水
  • スポーツドリンク
  • 缶コーヒー(微糖・低糖・加糖)

では、避けるべきとした理由を説明します。

清涼飲料水は、糖分が多く含まれていて不適格だと理解できるかと思います。

問題はスポーツドリンクです。
運動後に飲む、吸収の早い飲み物が良くないのはおかしい、と思われる方がいると思います。

まず、スポーツドリンクには、一般的に砂糖・人工甘味料が含まれています。少なからず、糖分を摂ることになります。

また、運動により失われる成分のナトリウム、カリウム、塩分が入っています。運動をしていないのに、スポーツドリンクを飲むと、この3つの成分の体内バランスが崩れてしまい、身体のむくみなど、悪影響を及ぼすのです。

一見、健康的で体に良い印象がある飲み物が、大抵の場合、不適格な飲み物であるケースが多い、ということになります。

食材と同じで、直接口にする飲み物ですから、やはり慎重に中身を確認することが大切です。

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